私立文系コースを選択しながら、1日2時間の勉強で、上智大学理工学部・慶應義塾大学薬学部に塾ナシで受かった方法

 こんにちは! 今回は、私の受験体験を話していきたいと思います!!

 

 突然ですが、「受験」に対してどういう感情を持っていますか? 私は「受験」に対しては、「楽しかった」という感想を持っています。勉強がめっちゃ好きか、超ガリ勉か、そんなことはありません。ただ、「受験」というもの自体を楽しめただけです!! 

 

 みなさんの「受験」に対する一般的なイメージは、「辛い」「しんどい」「大変」などマイナスなイメージが多いですよね? 私もそのイメージでした。中高一貫校に通っており、中学受験はある程度適当に済ませてしまったため、中学や高校の時から「大学受験」というものは「めんどくさい」という理由で考えないようにしていました。一方で、興味のある科目はありました。理科や社会といった科目は、かなり好きでしたね。

 

 ところが高校1年生の時、文理選択をしなければならない状況になりました。ここで、テキトーに文理選択をしました。日本史に興味があるという理由で日本史を選びました。しかし理系にも興味があり、学校のカリキュラムの性質上、化学を独学でやることになりました。

 もちろん、学校の先生からは化学の独学を大反対されました。理系の独学は無理だと言われたのです。だからこそ「だったら、やってやろうじゃないか」と気合で決意しました。

 

 迎えた最初の試験、結果は50点台でクラス順位は半分程度。日本史などは高かったからこそ、かなり低くて「やはり無理だ」って言われました。これが本当に悔しかった。ここで自分が明確に変わりました。人から期待されるとがんばろうと思えますが、「無理だ」と諦められるととにかく悔しくて、見かえしてやりたいって思えますよね!

 

 

 ただし自分が絶対に譲れないものがありました。それが「睡眠時間」です。私は1日7時間寝ないと翌日眠くなってしまう人でした。だからこそ、23時〜6時は睡眠時間に設定していたのです。また、高校生の当時、部活には入っていなかったものの、文化祭に全力投球しており、家帰って勉強をできる時間は21時〜23時の2時間だけでした。この状況で、どうやって化学の独学を始めたのかってことですよね。 

 

 とにかく意識し始めたのは「効率性」です。睡眠時間は削りたくないし、勉強をつまらないものにしたくない。だからこそ、とにかく無駄な勉強はしないということを意識し始めました。例えば、ひたすらに問題集を解きまくる、とにかく英語をやりまくる、英単語帳を覚えたはずなのに何回もやる、ネクステやvintageといった文法問題集を繰り返しすぎるなどです。これって、皆さんどれもやりがちですが、やり方によっては無駄に分類されます。

 

 そこで、とにかく自分に合ったカリキュラムを作成し、誰にも真似できないような効率の高い勉強法を実践しました。どんなカリキュラムだったか気になります? 私の場合は、英語や国語といった本来私立文系の根幹をなす科目をなるべく学校の授業等に集約し、自分の中で最も優先順位の高い化学に時間を割けるようにしました。

 その結果、次の試験では校内6位までアップ、さらに次には校内トップクラスに入り、自分でいかにうまく勉強できるのかが大事であることを知りました。

 

 その後、物理・世界史・数学Ⅲも独学を展開し、大学入学共通テストでは化学91点まで伸ばすことに成功しました。もちろん最後まで「効率性」を重視し、睡眠時間の7時間ルールは最後まで崩しませんでした。その後、化学が勝負の鍵となる慶應義塾大学薬学部の入試は見事合格。物理を使った上智大学理工学部にも合格しました。

 

 みなさんも普段から周りに諦められて「悔しい」「見かえしたい」と思うこともあるでしょうし、とにかくがむしゃらに頑張っている人もいるかと思います。しかし、辛い受験勉強になっている人、それを抜け出したくありませんか? 受験生ならともかく、部活や特別活動のある人、1日2時間の勉強で十分です。1日1時間だって効率良くやればできます。

 とにかく本当に大事なものだけ勉強で扱いましょう。そして、何より睡眠時間をしっかり確保しましょう。受験は「楽しむもの」です。受験は「遊び」って言い切っても良いくらいです。

 

 では具体的にどういった勉強が「効率的」なのか、どういった勉強は「無駄」なのか、これから説明していきますので、ぜひ見てください!!