共通テストリスニングを諦めている人、5分だけ話を聞いてください

 共通テストの英語では、リーディングとリスニングが同一配点で出題されていますよね。リスニングの分量が旧来のセンター試験よりもかなり多く、大変だという話も聞きます。

 

 中には「リスニングは私はできないからこの単元は諦めよう」「帰国子女とかにかなうわけないし、別にいいや」「リーディングで稼げば問題ないかな」って、諦めムードになっている人がいます。

 しかし、そんなみなさんに伝えます。

 

 リスニングは共通テスト一番の得点源です。リスニングの対策が一番簡単です。
 1日10分の勉強で、1ヶ月で大幅得点UPができます。

 

 嘘だと思うでしょ? リスニングって、実は対策できるんですよ。1日10分の勉強だけで十分です。

 

 東進から出ている分野別のドリルをぜひ買ってきてください。これは「共通テスト試行調査」を元に作られており、問題はやや古いのですが、分野別でここまでちゃんとしている問題集は他にないので、これをおすすめしています!

 この問題、1単元10分もあれば終わります。これを毎日繰り返してください。私の経験では60点から90点までこれだけで上がりました。他にも50点から80点まで上がった人も複数います。

 

 とにかくリスニングの対策はもちろんできるし、他の教科よりもずっと簡単です。リスニング対策をしない手はない! 1ヶ月もあれば十分なので、今すぐ始めましょう!

死ぬほど覚えにくい日本史の絵画や仏像、覚えるためには....

 さあ、みなさんこんにちは。

 

 日本史で一番覚えにくいものってなんでしょう。やはり文化史でしょうね。文化史の問題で苦労するのは、誰しもが同じです。でも文化史を得意にすることで、他の受験生から圧倒的な差をつけることができます。やはりそこで差をつけたいというのが、皆さんの本音だと思います。

 

 だからこそ文化史の対策は必須になります!!

 

 では、覚えにくい文化史をどう対策していくのか説明しましょう。

 

1)図説をみる

 これは定番ですかね。やはり、文字だけで作者と作品名とかをだらだら覚えてもすぐに忘れてしまいます。これでは時間の無駄です。

 そこで、図説に載っている写真や系統図などを用いて覚えることで、効率的に学習を進められて、継続的に記憶することができます。

 

2)用語集を読む

 また、もう一つ紹介したいのが、用語集を読むことです。山川出版社をはじめとして、何社かが用語集を出しています。そこには、さまざまな豆知識が入っており、単に一対一で作品名と作者を覚えるのではなく、おもしろエピソードを交えて暗記することができます。

 さらに難関大では、その用語集の内容が問われることも多いので「あ、これ読んだことある!」っていうのがあるだけでも全然点数は変わってきます。

 用語集を「覚える」のではなく、「読む」のが効率的な勉強法です。

 

ぜひこういった方法で、文化史の暗記を進めましょう!

世界史嫌いの人は、世界史の教科書は読むな! 本当にわからないなら、実況中継ではなく...

 こんにちは! 今回は世界史の勉強法について解説しましょう。

 

 まあ誰しもが学校や予備校の授業だけで世界史をマスターするのは不可能ですよね。自分だけで流れがわかるように一周しようとします。その時、誰もが持っているものといえば「詳説世界史」「新世界史」などの教科書ですよね。でもはっきり言います。

 

 

 世界史が嫌いな人は、教科書を読まないでください。

 

 

 教科書読もうとしている人に聞きます。教科書読んで楽しいですか? 世界史の教科書ってよくわかんないカタカナが多くて、とにかく読みづらいんですよ。世界史が好きなら色々とおもしろいですが、世界史が理解できなくて嫌いならば絶対に教科書は向いていません。このまま延々と辛い思いをしながら教科書を読み続けますか? やはり世界史は知識科目として得点源にしたいですよね。

 

 では本当に苦手な人は、何を読めばよいのでしょう。

 

1)実況中継

 定番なのはやはり実況中継ですね。1〜4まで4冊に分かれており、細かいところまでかなり詳しく載っています。この内容を押さえれば、早慶や最難関国公立を除けば基本的には合格点まで持っていくことができます。

 しかしね、実況中継って意外に難しいんですよ。講義口調で語りかけてくれるのでわかりやすいのですが、世界史の知識がほとんどない状態で読むと事故るんですね。わかんなくなっちゃうんですよ。

 

2)ナビゲーター世界史

 そんな人におすすめなのはナビゲーター世界史という参考書です。実況中継よりは知名度低いですが、同じく講義チックな参考書です。しかも実況中継よりは初心者向けに書かれています。GMARCHを目指すようなら実況中継まで読みたいところですが、スタートダッシュはこれがちょうどいいです。

 

 

 ということなので、世界史が何も出来なくて困っている人、今すぐナビゲーター世界史を購入しましょう。

物理や化学の重要問題集は、高2の冬から解き始めよう!

 こんにちは! 今回は理系向けの話になります。物理や化学の重要問題集って、みなさんおなじみだと思います。

 

 そもそも理系の皆さんは、「数学」と「理科」を得点源にすることが勝負になります。片方だけだとかなり弱い。GMARCH東京理科大学を合格するためには、数学と理科の双方を攻める必要があります。そんな中、高3になっていつまでも内容の学習したいですか? やはり理科1科目は得点源にしたいですよね。

 

 では重要問題集をいつから解き始めるかですよね。結論から言います。重要問題集は高2の冬から解き始めましょう。「え、解けるの?」って思いますか? 余裕ですよ。ただし以下のポイントに気をつけてください。

 

1)できる単元から固めていく

 化学や物理は高3になっても新出単元があります。なので、できるところからやっていくことが大切です。化学基礎の範囲、理論化学の範囲など早めに終わったところからどんどん進めていくべきです。有機化学とかは正直高3の秋とかになってしまっても仕方ないです。

 

2)早く解く狙いは、時間稼ぎ

 高3というのは何かと時間がありません。共通テスト対策と二次試験対策をしなければならない、国公立の人は国語や社会にも時間を取られる、数学Ⅲの演習を積み重ねなければならない、まだまだ英語をやらねばととにかく課題が多いんです。重要問題集をマスターすれば入試は問題なんてよく言われますが、それはおっしゃる通りです。

 だからこそ、高2の冬からやって早めに終わらせられる単元は終わらせる必要はあります。何も高3になるのを待つ必要はありません。高3は習ったばかりのところをマスターするのに時間を割いて、復習できるものは重要問題集で終わらせてしまいましょう!

 

 ということですので、高校2年生でこれを見ている人、冬から重要問題集を解き始めましょう!

歴史の年号ってどう覚えるの? ていうか覚える必要あるの?

 日本史や世界史で受験するみなさん、並べ替え問題に苦戦したことはありませんか? あれってよく「流れを押さえれば解ける」なんて言われますけど、どうですかね? 私の結論を言いますが、年号は「覚えるしかない」です。

 

 例えばですが、以下の並べ替えをしましょう。

  ①三国干渉  ②下関条約  ③日露戦争  ④日清戦争

 

 世界史選択でも日本史選択でも解ける問題にしました。さあどうですか?

 

 こういった問題は、さすがにできて欲しいです。まあ歴史のストーリーがいえるかどうかですよね。

 

 日本と清は、朝鮮をめぐって対立し、日清戦争に発展した。結果は日本の勝利で、翌年に下関条約を結び、ここで台湾・遼東半島澎湖諸島が日本に割譲された。しかし、南下政策を行なっていたロシアはフランスやドイツを誘って日本に対して遼東半島を中国に返還するように迫って日本はこれに応じた。ただしその後ロシアは遼東半島を租借し東清鉄道の建設を始め、日本との関係はさらに悪化。最終的に日露戦争に発展した。

 

 こうした流れを覚えていれば、年号なんて一つも覚えていなくても解けますね! 答えは、④、②、①、③になります。

 

 

 ただし、こういった並べ替え問題はどうですかね。

  ①樺太・千島交換条約  ②日朝修好条規  ③日清修好条規  ④琉球処分

 

 かなり厳しくなるんですよね。明治初期の対外関係になります。世界史選択の人はやや細かいですが、ご容赦を... ①は日露関係、②は日朝関係、③は日清関係、④は沖縄関連と、どれもベクトルがバラバラなんですよね。こうなってくると年号を覚えるしかありません。

 ①は1875年、②は1876年、③は1871年、④は1879年になります。こればっかりは年号を数字で覚えなければ解けません。

 

 「歴史は流れを覚えれば大丈夫」というのは、あくまで幻想です。残念ながらある程度の年号は覚えなければなりません。だからといって地獄みたいに全て覚えるのは、さすがに嫌ですよね? もうちょい年号はすらすら覚えていきたいものですよね? そういうときにおすすめの参考書があるので紹介しておきます。

 

 「元祖 世界史の年代暗記法」「元祖 日本史の年代暗記法」(旺文社)です! いわゆる「語呂合わせ」が大量に載っているという、まあくだらないと言えばくだらない参考書です。これである程度の年号は覚えて行きましょう。ちなみに、日本史の資料集の巻末にあるような年表の年号を全て覚えるのは頭悪いですよ? あくまで記憶するのは最低限でOKです! この本に載っているもので十分ですからね!

GMARCHを狙う理系が、高3一発目に解くべき数学の問題集は意外な〇〇

 こんにちは! 今回は、GMARCHを狙う高校2年生に向けてお話します! 高校2年生の終わりから高校3年生の始めにかけて、まあそろそろ自分で何かしらの問題集を探していきたいところですが、問題集って多すぎてどれやっていいかわからないですよね〜 そこで今回は個人的にお勧めの問題集を紹介したいと思います。

 

 

 高2ラスト〜高3一発目にかけて、解くべき問題集は...

 

 

 全レベル問題集③(旺文社) です!!!

 

 

 驚いた方も多いのではないでしょうか。『重要問題集』『大学への数学』など、いろいろと上がりそうですが、私がおすすめしたいのは全レベル問題集③になります。

 

 そもそも全レベル問題集の構成はご存じですか?

①〜④は数学ⅠAⅡB、⑤・⑥は数学Ⅲが収録されており、④や⑥が最難関の問題になります。しかし私がおすすめするのは、意外にも③です。その理由を説明していきます。

 

1)まずは数学ⅠAⅡBをマスターせねば

 そもそも数学Ⅲというのは、一部の「極座標」「複素数平面」の単元を除けば、基本的に数学ⅠAⅡBの延長になります。いわゆる文系数学の範囲がわからないようではお話になりません。理系だとしてもまずは、数学ⅠAⅡBをしっかり復習をしましょう。

 

2)問題数は脅威の97問

 問題数がなんと97問しかありません。これで文系数学範囲を一気に復習できます。本気を出せば、2週間くらいで終わらせることもできます。

 

3)レベル③と思って舐めてかかると、意外とムズい

 レベル②が共通テストレベルですので、レベル③ってあくまでそれの一つ上になります。そう舐めていると、意外とムズいんですよね。ファクシミリ論法の話など、教科書には載っていないようなことも出題されています。だからこそ、文系数学範囲を一気に復習するのにちょうどいいのです。

 

 

 ということで、わかっていただけましたか? 理系でGMARCHを狙う高校2年生の皆さん、ちゃんと学年末には「全レベル問題集3」を解きましょう!

共通テスト リーディングは、大問○から解いてください。これだけで10点上がります。

 こんにちは! 今回は共通テスト英語のリーディングについて話していきます。共通テストリーディングについては、読む分量が多くて時間ギリギリということで有名ですよね。だからこそ解く順番が重要になります。この記事に書いてあることに従うだけで10点は上がります。

 

 まず先に言います。大問1から解くのは、絶対厳禁です。大問1から解く人は絶対損しています。大問1はめちゃくちゃ簡単で、正直5分で終わってしまいます。一方で、大問6は難しいけど配点は24点あります。最初から解いてしまうと、大問6を解ききれないときに大幅失点となってしまいます。かといって後ろから解くと、いきなり難しい問題から解かなければならない上、間違える方が難しい大問1を解き損ねることにも繋がりかねません。

 

 

 では、私がおすすめの順番を言いましょう。

 

 4→5→6→1→2→3

 

 この順番で解くべきですね。どういうメリットがあるのか紹介しましょう。

 

1)配点の高い問題を優先して解くことができる

 共通テストで最も配点の高い大問5と6は、やはりしっかり解きたいです。ここをキッチリと解くために前半に持って来ます。

 

2)大問4で準備運動ができる

 共通テストは1・2が基本、3・4が標準、5・6が難関のレベル帯で作られています。いきなり大問5だとちょっと大変なので、大問4を準備運動として使うことができます。

 

3)最悪大問3は捨ててもいい

 大問3は最後に持ってきましたが、これは時間が足りなくなった時に有効です。まず大問3は小問が5つしかなく、全部で15点の配点です。他に比べて難易度の割に配点は低めですね。しかも大問3は、小問5つのために2長文読まなければなりません。圧倒的にコスパが悪いんです。

 

 ということなので、次回から共通テストを解くときは、必ず4→5→6→1→2→3の順番で解きましょう。この解き方に変えた瞬間、平均で10点くらい上がる傾向がありますみなさんも必ず実践してみてください!!